フシギバナ 育成論

   2018/02/25





003
タイプ:くさ/どく
特性:しんりょく
夢特性:ようりょくそ
種族値:80/82/83/100/100/80
003m1
タイプ:くさ/どく
特性:あついしぼう
種族値:80/100/123/122/120/80

◆概論

特徴

特殊が少し高い程度で一見凡庸に感じますが、フェアリーに耐性を持っているため、カプ・コケコやマリルリといったメジャーなフェアリータイプに役割を持つことができます。
さらにメガシンカも可能で、特性が『あついしぼう』となり、草としては致命的な弱点と言える炎・氷タイプを等倍に抑えられるうえに、耐久の種族値が大きく伸びるため弱点を突かれない限り倒されにくくなることから、非常に場持ちの良いポケモンです。
XYでは隆盛を誇りましたが、ORASの発売を機にメガボーマンダが登場で向かい風となり、メガ枠候補から次第に遠のいてしまいました。とは言え、フェアリーに加え、水耐久、粉催眠や格闘に対しての安定感は健在です。フェアリーに繰り出すだけならメガシンカをせずとも十分なスペックはあります。
立ち回りとしては、役割対象に繰り出して眠り粉やヘドロ爆弾による遂行が基本です。PPは少ないものの光合成でHP管理が容易なのも強みです。
ちなみに、フシギバナの状態でHPに振るだけでもニンフィアの眼鏡込みのハイパーボイスを4割半で押さえることができるので特殊耐久は十分です。したがって、攻撃が6段階上がる可能性のあるマリルリを考慮するとなるべく物理耐久に努力値を割いておいた方がいいでしょう。
素早さが勝っているため後出しであればアクアジェットを意識すれば問題ありませんが、HP振りだけでは6割弱削られてしまうので蓄積次第では危険なラインと言えます。
鉢巻込みのじゃれつくといった高い打点に対する耐久を確保してから遂行速度を上げるために特攻に振る、また準速の102を抜けるようにしておきましょう。幸い素早さはそこそこなので20振れば抜くことが可能です。
ちなみに、物理耐久に特化すれば、カプ・コケコの『ブレイブバード』が5割ちょうどぐらいになるので、光合成で粘れます。
反対に、特殊耐久を高めたときのメリットは、雨に対して耐性が上がることでしょう。光合成の回復量低下は手痛いですが、ハイドロポンプの被ダメが33%に対し、光合成の回復量は25%なので、粘れなくはないでしょう。
夢特性に『ようりょくそ』を持ち、晴れパの勝ち筋になることも可能ですが、ウェザーボールにより技範囲が広がるウツボットというライバルが存在します。66においてはステロの影響でリザードンの数は少なめですが、メガリザードンYに死に出ししたときに先制を取れるため、葉緑素の優先度は高いです。素早さが中途半端で新緑が活かしにくいことも追い風です。

対策

突破する手段が無いと負けに直結します。
耐久は高いですが、覚える技の範囲はそこまで広くなく、また覚えさせたい技が多いため技スペースに余裕は少ないことから、一致技に耐性を持つ鋼タイプや耐性持ちかつ即遂行可能なメガボーマンダなどを繰り出せば流しやすいです。ただ、眠り粉を覚えるので、ディスアドバンテージを抑える防塵ゴーグルや寝言持ちのポケモンだとなお良いでしょう。
ゴチルゼルやメガゲンガーであれば、相性的に優位なうえ、メガフシギバナであれば抜け殻を持てないので、フシギバナからすれば目の上のたん瘤と言える存在になります。ロトムなどのボルトチェンジからキャッチ系に連携できると効率よく狩ることが可能です。



◆技考察

・攻撃技

ヘドロばくだん:

呼ぶ鋼タイプに無効なのは辛いものの、フェアリーの遂行には必須であり、ドラゴンなど呼ぶとキツいタイプに等倍だったりするので草技よりも攻撃性能が高いメインウェポンです。

ギガドレイン:

水タイプへの遂行をしながら若干のHP回復を期待できる優秀な技です。威力が他の草技より低く、そこに選択の余地が生まれますが、フシギバナは序盤から動くことが多くサイクルが回っている段階のため、草タイプの攻撃技が有効となる場面が少ないのが玉に瑕です。

エナジーボール:

威力が90と比較的高く、相手の重さに依存しません。撃つタイミングで交換されてしまうため、多少威力が落ちてもドレインにほうが優秀でしょうか。

くさむすび:

スイクンやカバルドンといった、フシギバナで遂行したいデブに非常に刺さりますが、威力変動技なので役割を持たれるポケモンに対して不安定です。

リーフストーム:

相手が誰でも高威力をたたき込むことができ、サイクルが回っているときの撃ち逃げ技として優秀です。

めざめるパワー炎:

同族である草には毒が抜群なので、ナットレイやハッサムといった鋼タイプが仮想敵となります。めざ炎だとヒードランがどうしようもなくなりますが、地震で4倍取れるのでめざめるパワーのタイプ優先度は炎が高いでしょう。

めざめるパワー氷:

足が遅いことと、物理耐久に特化してもステロ込みでメガボーマンダの捨て身が確1なので、交代際にしか当てるタイミングがありません。

めざめるパワー地:

特化すればメガフシギバナからヒードランに約8割のダメージを見込めます。特攻に振れば振るほど地震よりもダメージが高くなります。

じしん:

攻撃個体値にもよりますが、性格下降補正ありのフシギバナでもヒードランを確2に入れることができ、特化したメガフシギバナのめざめるパワー地面でも確2に変わりありません。したがってめざ炎と同居するなら選択してもいい技でしょう。

・補助技

こうごうせい:

HP管理に役に立つ回復技で、これがあることでメガフシギバナの突破が困難となります。ほぼ必須でしょう。砂や雨が多いので、回復量が減ることが多いことには注意しておきましょう。

ねむりごな:

対策されやすい技ですが、後攻で当てれば控えのポケモンを無償降臨させられるため強力です。ちなみにフシギバナは痺れ粉を覚えることができません。交代際に決定力を投げられたときに75%の確率で勝ち筋を残すことができます。

やどりぎのタネ:

草タイプや草食を除くほぼすべてのポケモンに植えつけられるため、一貫性がかなり高いです。草技とスペースを被せてもいいですが、威力がないというデメリットを指摘されたら、当てたい相手にドレイン当たる?と返しましょう。

ドわすれ:

サイコを覚えていないメガゲンガーに対して度忘れで対抗することが可能です。

ほえる:

キャッチ前に使えれば逆に流せます。後だと特にゴチルゼルからは大ダメージを貰うことになり、結果潰されることは多いでしょう。しかしながら、多くのポケモンに刺さるためフシギバナの技の中では一貫性が高めです。積み技対策にも使えます。

◆型考察

・役割遂行型

性格:ずぶとい/ひかえめ/おだやか
努力値:HB or HC or HD
持ち物:フシギバナイト/くろいヘドロ/きれいなぬけがら
技構成:こうごうせい/やどりぎのタネ/ヘドロばくだん/めざめるパワー炎
選択技:ほえる/ギガドレイン/じしん/ねむりごな

水やフェアリータイプに繰り出して役割遂行していきます。
草技が入らない理由として、メガフシギバナであれば水タイプから冷凍で致命傷を負うことがなく毒々も無効なので遂行速度を高める必要がないことや、草技の一貫性が低く、水にもドラゴンにも等倍のヘドロや、草以外のほぼ全てのポケモンに有効な宿り木を撃った方がリターンが大きいことが挙げられます。
また、これらの技を全て無力化してくるナットレイに有効な技を持ちたいのでめざ炎を搭載しています。
痺れ粉があればボーマンダに強烈に刺さったのですが、残念ながら習得不可です。

・葉緑素型

性格:控えめ/おっとり
努力値:HC or CS
持ち物:いのちのたま
技構成:ソーラービーム/ヘドロばくだん/めざめるパワー炎/じしん
選択技:こうごうせい/ねむりごな

ウツボットに見劣りします。








  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。