バンギラス 育成論

   2018/02/25





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タイプ:いわ/あく
特性:すなおこし
夢特性:きんちょうかん
種族値:100/134/110/95/100/61
248m1
タイプ:いわ/あく
特性:すなおこし
種族値:100/164/150/95/120/71

◆概論

特徴

特性『すなおこし』によって砂嵐を起動できるポケモンの1つです。同じ特性を持つカバルドンとは覚えられる攻撃技の豊富さと、砂嵐状態における岩タイプの特防が1.5倍される性質による特殊耐久の差で差別化することが出来ますが、対してカバルドンは圧倒的な物理耐久と回復技を習得できるという特徴を持っています。
砂嵐によって、味方のポケモンも少なからずダメージを受けてしまいますが、種族値の相対的増加と、砂ダメージによって気合いの襷を潰したり確定数をずらすことができるため、基本的に特性は砂起こしで安定でしょう。
種族値合計600族なので、素早さ以外のステータスが非常に優秀で、特に物理攻撃の値が群を抜いています。また、特性により特防が実質かなり高い状態になるため、相手の特殊に対して役割を持たせるというのがバンギラスの主な使い方となります。
具体的には、ラティオスやゲンガーに繰り出して追い討ちをかけたり、弱点を突かれにくいライコウやクレセリアに対して遂行していきます。これらのポケモンが主な仮想敵となりますが、弱点さえつかれなければ物理・特殊ともに耐久水準が高いためクッションにすることが可能です。
遂行技として、高いAを活かすのもいいですが、ゲンガーの鬼火などでやけどを負ってしまうことも珍しくないため、特殊技を採用することもしばしばあります。もちろんステルスロックも覚えるため、サイクルが回ることの多いシングル66では貴重なダメージソースとすることもでき、トップメタであるメガボーマンダに間接的に負担をかけることができます。
バンギラスはメガシンカすることもでき、攻撃・耐久が大きく上昇し、少しだけ素早くなります。そのため、役割遂行重視のバンギラスと、全抜き志向のメガバンギラスという具合で使い分けされ、いったん『りゅうのまい』で抜き態勢に入ったメガバンギラスは自慢の耐久のおかげで非常に止めにくい存在となるでしょう。
ただ、少し素早くなったとはいえ、71族だと素早さに補正をかけないと1舞で130族を上回ることが出来ず、中速以上のスカーフ持ちも天敵となります。

対策

役割遂行型に関しては、岩・悪・炎タイプの技を主軸として、ステルスロックや追い討ちでシステムに干渉してくることが多く、耐久が高く弱点を突かれにくいポケモンを繰り出せばこちらに負担はあまりかかりませんが、10万ボルトや冷凍ビームで、シャワーズやカバルドンでも返り討ちに合う可能性があるので注意が必要です。
ガブリアスであれば、岩技読みなど有利な状況を作りやすく地震で弱点を突けるため対処が楽ですが、振りによっては火力アイテムがないと一撃圏内に入らなかったり、『シュカのみ』で地震を半減して冷凍ビームでカウンターを仕掛けてくる危険性もあります。
そのため、バンギラスを呼びうるポケモンに役割破壊技を仕込んだり、4倍弱点を突ける格闘タイプを採用するのが無難でしょう。場に出された場合は、1~2つ技を見たら残りの技枠はある程度ヤマを張れると思うので、なるべく早く型を見極めてしまうことです。
当然ながら、メガシンカする可能性もあるため、パーティでバンギラスに繰り出す予定のポケモンには竜舞に対する隙を作りにくい、若しくはパーティ単位で舞われてもいいように保険をかけておきましょう。



◆技考察

・攻撃技

ストーンエッジ:

タイプ一致で使用でき、等倍であれば最も火力の出る技です。第6世代から急所率が上がっているため運次第で想定外のダメージを与えることもできますが、命中が不安定なので外れないように祈りましょう。

がんせきふうじ:

ストーンエッジに比べ威力は低いものの、命中率は安定しており相手の素早さを下げる効果もあり後続のポケモンが動きやすくなることに加え、素早さを上げる積み技に隙を作りにくくすることが出来ます。

かみくだく:

悪タイプなのでタイプ一致かつ半減されにくく一貫性が高い技です。メガバンギラスのメインウェポンとしての採用が主となります。

おいうち:

素の威力は低いですが、主にゲンガーやゴチルゼルを逃がさずに狩るために採用されます。流し性能が高いため、交代するポケモンに対して想定外のダメージを入れることが出来ますが、交代先に一切の負担をかけることもできなくなります。

れいとうパンチ:

メガバンギラスのサブウェポンとして、ボーマンダやサンダーなどに確実に大ダメージを与えることができます。

じしん:

電気タイプへの高速遂行として、またメガバンギラスのサブウェポンとなります。ギルガルドに接触せずに攻撃できるのがポイントです。

けたぐり:

鋼タイプへのダメージソースとして地震と選択になると思います。ヒードランやナットレイを重要視するならこちらでしょう。

あくのはどう:

特攻に振った場合に広範囲にタイプ一致でダメージを与えることができるメインウェポンです。等倍ではなく弱点を突きたいときにはタイプ一致技を採用しないこともあります。

だいもんじ:

火炎放射でも代用が利くので特攻に割ける努力値と与ダメと相談しましょう。繰り出されやすいエアームドやナットレイが主な仮想敵です。

れいとうビーム:

相性の悪い地面、草タイプへの牽制技になります。飛行技がメインのメガボーマンダに対して地震以外のサブウェポンにはクッションできるので役割を持たせたり、シュカのみと併せてストッパーになってもらうこともできますが、バンギラス対策の瓦割もあるため過信は禁物です。

10まんボルト:

呼ぶ水タイプへの牽制技です。第4世代では達人の帯を持たせて素早さに振ることで水タイプを役割破壊する構成も見受けられました。火力アイテムがなければせいぜい4割程度の与ダメですが、味方の圏内に入れたり、先制できればエアームドに抜群で入るため優秀な技と言えるでしょう。

ドラゴンテール:

吠えると違いマジックミラー持ちに有効なので、バトン対策に使うことが出来ます。たまに外れるのが玉に瑕です。

・補助技

ステルスロック:

66では非常に重要な技で、十中八九バンギラスはステルスロックを覚えています。繰り出しやすいので撒くタイミングはいくらでも作れます。

でんじは:

地面タイプを呼びやすいので一貫性はそこまで高くありませんが、電磁波自体が強力な技なので麻痺で素早さを操作するような構築においては特に麻痺撒きのオトモになります。

ほえる:

ドラゴンテールと違うのは必中であることです。積み技・バトン対策として、またステルスロックとの相性も良く使い勝手のいい技です。

どくどく:

フェアリータイプの登場で増加した鋼タイプはバンギラスも苦手なので、それらに刺さらないのは辛いですが、癒しの鈴や眠るを考慮しなければ、チョッキ持ちのスイクンなどに最も効果的といえる技なので、採用の余地は十分にあります。

りゅうのまい:

メガバンギラス運用ではほぼ必須の積み技です。クレセリアの『みかづきのまい』などで再利用されることが多く、ゲームエンド能力も高いです。

◆型考察

・役割遂行型

性格:いじっぱり/ひかえめ/うっかりや/しんちょう/おとなしい
努力値:HA or HC or HD
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/シュカのみ/ヨプのみ/たつじんのおび/さらさらいわ
技構成:ステルスロック/おいうち/だいもんじ/どくどく
選択技:ストーンエッジ/10まんボルト/れいとうビーム/でんじは/ほえる

カスタマイズ性がかなり高くテンプレを決定するのは難しいですが、何に繰り出すか、パーティ単位でバンギラスで呼びたい相手を想定して技範囲を決定しましょう。また、ステロ昆布・シュカ冷凍などのギミックは必要があれば採用しましょう。特防を伸ばす性格、防御を落とす性格も候補に挙がっていますが、バンギラスの仮想的が専ら特殊に偏っていることと、物理特殊両刀という構成が珍しくないポケモンなので、特殊耐久に安心を持たせるため、また物理耐久を必要としないこともままあることが理由となっています。
さらさら岩は、砂かきドリュウズの動けるターンを増やすことが出来るため有用なアイテムです。

・竜舞型

性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS
持ち物:バンギラスナイト
技構成:りゅうのまい/かみくだく/けたぐり/れいとうパンチ
選択技:ストーンエッジ/じしん

対面で舞えるポテンシャルを備えてはいますが、起点作りができるポケモンを仕込んでおくと安心です。スカーフで簡単に対処されてしまうこともあるため、弱点を突かれる地面・格闘技を起点にできるエース2枚構築も強いです。








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