フェローチェ 育成論

   2018/02/25





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タイプ:むし/かくとう
特性:ビーストブースト
種族値:71/137/37/137/37/151

◆概論

特徴

コードネーム”BEAUTY”
第7世代で登場したウルトラビーストの1つ。
ACSのどれを取っても高水準で、特に素早さが非常に高く、普通の対戦環境においては純粋なスピードでほぼ負けることはない数値を誇っています。
その代わりに耐久はボロボロで、基本的に繰り出せません。無振りのカバルドンの『じしん』も半減してるのに5割削れます。無論、先制技にも弱く、持ち物なしのA特化されたハッサムのバレットパンチで最低8割持っていかれます。
そのため、役割を持たせるのは不可能なので、必然的にエースとして採用する必要があります。
66最強との呼び声高いメガ枠であるボーマンダを上から一撃で縛る『れいとうビーム』を習得する他、種族値配分的に相手のポケモンを倒すたびに素早さが上がっていく特性『ビーストブースト』のおかげで、パーティの穴を埋めつつ絶大な抜き性能を発揮できるポケモンです。
しかしながら、外すと自分が致命傷を受けてしまう『とびひざげり』、一貫性の低い虫タイプ技をメインウェポンに据えなければならず、フェローチェの通りが悪いうちは非常に動きにくいです。
また、先制技持ちがいる限り簡単に止められてしまうという弱点もありますが、カプ・テテフが自動で生成できる『サイコフィールド』を展開することで、先制技無効という恩恵を受けられるため、相性は良好です。
虫格闘に一貫性を作るような立ち回りを心がけ、カプ・テテフを捨てれば容易く試合を制圧できるポテンシャルを発揮することでしょう。
サブの冷凍ビームの威力を下げないよう、性格はBDのどちらかに下降補正をかけたいところですが、物理に多い先制技を残HP次第で耐える確率を上げるためにもDに下降補正をかけられる『むじゃき』推奨です。
持ち物は、火力を底上げでき、技の撃ち分けもできる『いのちのたま』でいいでしょう。
珠による蓄積ダメージはかなり響きます。
相手の構築次第ではフェローチェがいるだけでかなり立ち回りを制限することが出来るほどの制圧力を持っているのに、ゴツメや砂、蜻蛉からの再繰り出し時のステロダメも入って行動回数を稼げずに倒れてしまうのは非常に勿体ないため、『カクトウZ』でバンギヒドラナットマンムーを確実に倒したり、『たつじんのおび』でピンポイントでの火力を上げるという選択がクレバーでしょう。
珠も全ての技を強化できる点では心強いですが。
なお、攻撃を受けてしまうような立ち回りではフェローチェが活きてこないため性格と持ち物はほぼこれ一択でいいと思いますが、『こだわりスカーフ』を持たせることで、飛び膝に一貫性が生まれた場合の抜き性能は珠がなくてもある程度保障されることから、初速を上げることで同じくスカーフを持ったゲッコウガやカプコケコなどのポケモンに対するストッパーにもなり得るため、採用理由としてはアリです。

対策

後出ししてこない以上フェローチェに攻撃技でダメージを与えるのは難しく、サイコフィールドがあると先制技すら当てられず、止めにくいこと山の如しです。
幸い構築に組み込みやすいドククラゲやギルガルドはフェローチェが使う技の全てを半減以下に抑えることができるため、役割を持たせることは十分可能です。
疑似加速持ちなので、速さのアドバンテージを取るのはほぼ不可能と考えて、フェローチェに一貫性を取られないように勝ち筋を立てていきましょう。



◆技考察

・攻撃技

とびひざげり:

珠前提であれば、指数的に物理耐久に特化したエアームドがピッタリ確2で受け不可能です。2割削りを入れればポリゴン2も縛れるため、如何に飛び膝に一貫性を与えられるかが重要になってきます。

けたぐり:

USUM教え技にて習得。
飛び膝と異なり威力が変動するため、格闘技で倒したいポケモンを特に意識しての採用となります。
透かされてもHPが減らないのは十分なメリットでしょう。
Z化でも威力160と飛び膝Zと比べると35落ちます。

とびかかる:

虫技の通りが悪い都合、飛び膝がメインになるためこの技の優先度は非常に低いです。
クレセリアに撃っても5割強なので、電磁波などのリスクを考えれば居座って連打するメリットもありません。

とんぼがえり:

基本的に繰り出せないため、死に出し以外の方法で場に出しやすくするにはとんボルトなどを活用しなければなりません。
自身が蜻蛉を使うことで、そのサイクルに組み込むことができ、一貫性の生まれにくい序中盤にかけて非常に動きやすいため、虫技は蜻蛉で安定でしょう。

どくづき:

覚える技のレパートリーが少なく、虫格闘を両半減するフェアリーに抜群で通る毒突きは自然と採用されるでしょう。無振りのテテフなら一撃で倒せます。

ドリルライナー:

USUM教え技にて習得。
持ち物1.2倍補正からH振りギルガルドがほぼピッタリ2発で落ちますが、接触技なのでキングシールドに触れるとAが下がってしまいます。
強い技ではありますが、けたぐり蜻蛉で範囲は十分補えている印象はあります。

れいとうビーム:

ボーマンダやランドロスといった、メインウェポン半減かつ威嚇持ちの非常に厄介なポケモンを一撃で倒すことができる強力なサブウェポンです。
スカーフなしでメガボーマンダのストッパーが担えるだけでも採用の価値があります。

こごえるかぜ:

USUM教え技にて習得。
持ち物補正があればステロ込みでメガボーマンダが一撃で倒せることから、冷凍を受けてスカーフで返すというムーブを封じ込みます。
冷凍と比べて威力がガクッと落ちるので、氷抜群のポケモンに対して確定数がズレるということと、外れる技なので過信は禁物です。

むしのさざめき:

C無振りでもH振りのジャローダが確1なので、採用の余地はあります。

・Z技

ぜんりょくむそうげきれつけん:

とびひざげり強化。
一度きりの威力強化ですが、珠よりも補正が高く、守るも貫通してダメージを与えることが出来るので、飛び膝の弱点である透かされ防止にも一役買います。

◆型考察

・抜きエース型

性格:むじゃき
努力値:AS
持ち物:カクトウZ/たつじんのおび/いのちのたま/こだわりスカーフ
技構成:とびひざげり/とんぼがえり/どくづき/れいとうビーム
選択技:むしのさざめき/けたぐり/こごえるかぜ

相手のポケモンを1体でも倒せばエレキライチュウすら抜き去る神速に到達します。
火力は珠頼みなので、一撃でなぎ倒していくと言うよりは、ある程度蓄積を入れておいて、一貫できるようになったら動き出すという、対戦の基本的な勝ち筋の立て方が必要になります。
飛び膝を撃つたびに5%の影に怯えたり、先制技を上手く回避するという点でクセの強いポケモンと言えるでしょう。








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