ガブリアス 育成論

   2018/02/24






タイプ:ドラゴン/じめん
特性:すながくれ
夢特性:さめはだ
種族値:108/130/95/80/85/102

◆概論

特徴

第4世代から登場した600族。※メガガブリアスについては考察していません。
種族値配分にあまり無駄がなく、素早さ激戦区と言われるS100ラインを絶妙に上回るスピードと高い攻撃力に加えて、4倍弱点こそあれど生半可な攻撃では落としきれない程度の耐久力を持ち、63界ではしばしばレートの主人公とまで呼ばれたポケモンです。
66においては特性による天候書き換えが永続していた時代、特に第4世代で隆盛を誇り、特性『すながくれ』により砂嵐下で常に2割の勝ち筋を残せることや、物理トップメタと言われたルカリオのA+2珠神速を素で耐えることからストッパー及び〆を担っていました。
その勢いも天候が5ターンで元に戻るようになった第6世代以降からは徐々に衰退し、フェアリーの登場でドラゴン技の通りが悪くなってしまった現環境においては中堅程度のポケモンになってしまったと言わざるを得ません。
また、耐久が高いと言っても、電気の一貫が切れる程度でタイプ耐性が優秀なわけでもありません。

地面ドラゴンという技範囲から、どちらのタイプにも強いエアームドやテッカグヤ、また、地面技を透かせる飛行タイプや特性『ふゆう』持ちのポケモンを呼びます。
さらに、A130と言えど、火力アイテムがなければ物理数値受けを突破できるような威力を出すことは難しいので、カバルドンや耐久水も繰り出されやすいため、この辺に焦点を当てて役割破壊を狙うことで、控えのメガボーマンダといった勝ち筋を通しやすくする『範囲被せ』としての採用が考えられます。
『つるぎのまい』による全抜きは、S102では簡単に上から殴られてしまうので、突破の難しい数値受けを突破する手段にしかなりません。
かつて採用されていた『こだわりスカーフ』によるストッパーからの切り返しはワンチャンありそうですが、メインウェポンがどちらも無効にされてしまう危険性も孕んでいるので、上手いこと一貫性を作る必要があります。

仮想敵から鑑みるに、炎技による鋼タイプ、水技によるカバルドンや威嚇浮遊持ちのランドロスといった地面タイプ、鋼以外に通る『どくどく』による耐久崩し、といった役割破壊を構築に合わせて適宜展開していきたいところです。
抜きを意識しないのであれば素早さは必要ないため、必要なラインまで素早さに振り、残りは火力耐久に回しましょう。
また、第6世代以前までは、『いのちのたま』による火力の底上げと、物理特殊両採用を活用して耐久ポケモンを崩していましたが、第7世代の新要素『Zワザ』で大ダメージが狙えるので、積極的に採用しましょう。
ステルスロックも習得するので、役割破壊が出来ずとも腐りにくいでしょう。

対策

KPがかなり落ちてきているので、メガボーマンダの対策をしていたらガブリアスの対策もできていたという場合が多いように感じます。
ボーマンダのような回復技もないので寧ろ倒しやすいぐらいのポケモンですが、速さのアドバンテージを取られてしまうと、なまじ攻撃力が高いポケモンなので一掃されて負けてしまうことのないように、地面ないしドラゴンの一貫性を切れるよう駒を残しておくか、しっかり上から殴れるポケモンでガブリアス共々制圧しましょう。



◆技考察

・攻撃技

じしん:

逆鱗のように技固定されずタイプ一致で高い威力を持つメインウェポンです。
電気への遂行やフェアリーにも等倍で通る技としてほぼ必須となります。

じだんだ:

USUMの教え技で習得。
ドラゴン技や毒が透かされた次のターンに、地震の1.5倍の威力で撃てる技となり得ますが、地団駄自体無効にされてしまうリスクもあるので要研究()でしょう。

げきりん:

物理最高火力を誇るタイプ一致メインウェポンです。
既知の通り撃った後はしばらく技の変更や交代ができないため、フェアリーに透かされてしまわないよう対策が必要ですが、上手く決めることが出来れば非常に強力です。

ほのおのキバ:

物理炎技は牙のみ。
威力が65しかないくせに稀に外れる御茶目な技です。Z化しても威力120と心許ない火力なので、構築に依りけりですが特殊技の大文字の採用も一考です。

ストーンエッジ:

飛行タイプに刺さる技ですが、呼ぶポケモンには軒並み等倍以下です。

がんせきふうじ:

岩封ステロ@襷は見慣れた構成でしょう。
起点回避技として、また後続サポートとして優秀です。

アクアテール:

カバルドンなどの地面にピンポイントで刺す技です。水の特殊技『なみのり』も習得可能です。

アイアンテール:

フェアリーに抜群の鋼技です。アイアンヘッドとは選択ですが、ヘッドの場合は等倍地震とさほど威力が変わりません。代わりに命中に難があるので扱いにくい技でしょう。

どくづき:

アイアン系同様フェアリーを意識した役割破壊技です。
ヘッド同様地震と威力があまり変わらないですが、鋼以外の数値受けに3割の確率で通常毒が入る旨味があります。

りゅうせいぐん:

ドラゴンが等倍の物理数値受けや、ドラゴンとの撃ち合いに技固定のリスクを負わずに済むメリットのある高威力ドラゴン技です。
Z化するとCダウンのデメリットを一度だけ無視しながら威力を1.5倍にすることができます。

だいもんじ:

C80なので、ボーマンダのような火力は出ませんが、C特化すれば、Z文字+文字で特化テッカグヤも高確率で倒しきれます。
炎技による役割破壊を狙うのであれば、元の威力が高い大文字のほうが強力でしょう。

・補助技

どくどく:

鋼以外の耐久系、クレセリア、カバルドン、耐久水にまとめて刺せる間接破壊技です。
攻撃技での活躍が難しい今、必須級の技だと考えています。

ステルスロック:

教え技に『きりばらい』が追加されたため除去のリスクが高まってしまったものの、与ダメに貢献しやすい強力な技です。
スペースがあれば挿しておくといいでしょう。

みがわり:

『ひかりのこな』と併せて砂下での避け待ち技として使われていた時代が懐かしいです。
鬼火や欠伸といった状態異常技をシャットアウトしたり、読みの比重を減らしたり使い勝手のいい技ですが、やりたいことに対して技スぺが非常に厳しいでしょう。

つるぎのまい:

火力の底上げからの崩しが強力ですが、隙もなければ、上も取られやすくピーキーな性能です。

ねごと:

スカーフでの採用時、余った技スぺに催眠対策としてピン挿ししておくといいでしょう。

・Z技

ダイナミックフルフレイム:

大文字をZ化して使います。
仮想敵をテッカグヤとすると、D振りが多い現環境ではこちらもC特化して使うといいでしょう。
等倍でもDに振ってないカバルドンには半分入るので、威力185は伊達じゃありません。

アルティメットドラゴンバーン:

逆鱗or流星群をZ化して使います。
物理特化した数値受けに対して、Z流星が大きなダメージを与えます。
C特化の状態であれば、Dに振っていないカバルドンには8割入ります。

スーパーアクアトルネード:

アクアテールor波乗りをZ化して使います。
物理にしろ特殊にしろ対カバルドンにおいては、お互い特化の状態で同じ割合でダメージが入り、Z+通常技で確殺可能です。
ドラゴンZの威力から鑑みて、炎Zよりもピンポイントです。

◆型考察

・役割破壊型

性格:うっかりやorひかえめ
努力値:CS or HC
持ち物:ホノオZ/ドラゴンZ/いのちのたま/ラムのみ/ゴツゴツメット
技構成:だいもんじ/どくどく/ステルスロック/じしん
選択技:りゅうせいぐん/がんせきふうじ

素早さを調整してテッカグヤ破壊を狙います。ちなみに、テッカグヤを抜くのに必要なS努力値は20です。
サメ肌+ゴツメで接触してくるポケモンに対してかなりのダメージを狙うことも可能です。

・ストッパー型

性格:いじっぱりorようき
努力値:AS
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:じしん/げきりん/ストーンエッジ/ねごと
選択技:アイアンテール/どくづき/アクアテール/ドラゴンクロー

前述の通り、技固定により一貫を切られやすいタイプを持っているので、相手の高速ポケモンを確実に止めることを第一に考えて意地or陽気でSラインを決めましょう。
技の一貫を上手く作ることが出来れば終盤の〆も可能です。








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