テッカグヤ 育成論

   2018/02/25





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タイプ:はがね/ひこう
特性:ビーストブースト
種族値:97/101/103/107/101/61

◆概論

特徴

コードネーム”BLASTER”
第7世代で登場したウルトラビーストの1つ。
エアームドと同じ鋼飛行タイプで、素早さ以外は全て並み以上とバランスのいい種族値配分となっています。
既知の通り鋼飛行は耐性に優れており、特化すればエアームドと同等の物理耐久を得られるだけでなく、素の特殊耐久も高いため、再生回復技を持たないことを除けばエアームドより優れた耐久性能を誇ります。
また、ACもそこそこ高く、覚える攻撃技のレパートリーも多く取り揃えており、フェアリーやドラゴンなど耐性を持っているポケモンに繰り出し役割を遂行していく堅実な戦い方が求められます。
攻撃技の豊富さ以外のエアームドとの違いとしては、ステルスロックを覚えないため昆布ツールとして動くことができない点と、『やどりぎのタネ』を習得することからテッカグヤに繰り出される耐久系ポケモン他、S負けしているポケモンを嵌め倒すことが可能という点です。
鋼タイプであることから、毒でテッカグヤに蓄積を入れることはできず、なまじ耐久力が並み以上あるために生半可な攻撃ではテッカグヤの身代わりを破壊することが困難な状況に陥ってしまうこともあり、まともな回復技を持たないポケモンでは宿り木に命を吸い取られてしまいます。
また、一度でもテッカグヤで相手のポケモンを倒してしまいさえすれば、特性『ビーストブースト』によりHP以外の実数値が最も高い能力が1段階上がるため、陽気S252振りであれば、宿り木で嵌めることができる範囲がかなり広がります。
エアームドは既にテンプレが完成されたポケモンですが、テッカグヤはカスタマイズ性に優れているため、初見で構成が読めないことも強みの一つとなっています。

対策

エアームドと違い、思考停止に決定力をぶつけても簡単には突破できません。
耐性が優れていることから大概のポケモンに繰り出しが効くため、マンムーなどのテッカグヤを呼ぶ可能性のあるポケモンに『はたきおとす』を仕込みアイテムによる強化を削いでからジバコイルで狩るといった従来の方法も有効です。
若しくは、鉢巻や眼鏡を持たせ、想定以上の火力をたたき込みつつ、勝ち筋の一撃圏内まで蓄積しておくなど、パーティ単位で突破する方法を用意しておかなければ、ジリ貧になったときに突破できずに撃ち合いで負けるという地味な負け筋を残してしまい兼ねません。
回復技は貧相なので、一度大きなダメージを与えてしまいさえすれば、リカバリーに時間がかかる点では不幸中の幸いでしょう。



◆技考察

・攻撃技

ヘビーボンバー:

体重がカンストしているため、ほとんどのポケモンにアイアンヘッド以上の火力で通せる超火力技です。フェアリーに対する遂行技としても活躍するためほぼ必須技でしょう。

じしん:

メタグロスといった鋼への遂行から、鋼を半減し電気や炎といった弱点を突いてくるタイプへ一貫する優秀なサブウェポンです。

ストーンエッジ:

物理技でボーマンダに抜群を取れる技です。とは言えヘビーボンバーで威力120となるため、威力はさほど変わりません。

ラスターカノン:

特殊一本でいく場合のフェアリーに対する遂行技はコチラ。ただ、その場合でも威力的にヘビーボンバーでも数値は足りると思います。

エアスラッシュ:

タイプ一致の草への遂行技です。怯ませることができる場面が多いわけでもなければ、攻撃範囲も広いわけでもないため炎技でもいいような気はします。メガフシギバナに対しては炎技よりも通りがいいです。

かえんほうしゃ:

エアスラと同じく草への遂行技です。宿り木も毒も無効のナットレイや、同じく鋼タイプに効果的なダメージを狙えるため、優先度の高い技です。威力重視の『だいもんじ』でもいいでしょう。

めざめるパワー氷:

ドラゴンへの遂行技として優秀なサブウェポンです。特化すれば8割以上のダメージを見込めるため、ステルスロックなどで蓄積しておけば一撃で倒しやすくなります。

くさむすび:

スイクンなどの重めの水タイプにはエナボよりも威力が出る他、ドサイドンを高速で処理することができる技です。ピンポイント感が強いため、技スぺに余裕はあまりないでしょう。

・補助技

やどりぎのタネ:

エアームドとの差別化足り得る技で、素早さで勝っているポケモンや火力のないポケモンを軒並み完封する可能性を内包する技です。

みがわり:

宿り木と組み合わせが凶悪な技です。スキン持ちのハイパーボイスには耐性があるためさほど気になりません。

まもる:

宿り木による回復量をターン数で稼げる他、役割破壊を受けやすいポケモンなので、Z技が飛んできそうなときに守っておくことで、無駄撃ちさせることができるため好相性です。

どくどく:

宿り木以外のダメージソースとして、主に耐久系ポケモンに対する間接破壊技に優秀です。

ねむる:

カゴのみが必要になりますが、宿り木以外の唯一の回復技です。

◆型考察

・役割遂行型

性格:ひかえめ/れいせい/ゆうかん
努力値:HC
持ち物:たべのこし/とつげきチョッキ/ゴツゴツメット/きれいなぬけがら/オボンのみ/フィラのみ
技構成:ヘビーボンバー/だいもんじ/めざめるパワー氷/やどりぎのタネ
選択技:じしん/どくどく

攻撃技は特殊寄りなのにヘビーボンバーが入っている理由は、元々の威力が高く、ニンフィアなどのフェアリーに多いBよりもDが高い相手に対してラスターよりも効果的にダメージが入るからです。
特殊耐久に特化することでテテフからの被ダメを極限まで抑えることができますが、回復手段がないため、カプZで合わせられるとチョッキがないと追撃を耐えることは難しいでしょう。

・物理流し型

性格:ずぶとい
努力値:HB
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/カゴのみ
技構成:めざめるパワー氷/ヘビーボンバー/どくどく/やどりぎのタネ
選択技:だいもんじ/ねむる

努力値で物理耐久に特化してはいるものの、物理流しというよりはほぼメガボーマンダへのクッション枠としての採用理由が大きいです。
ステロ+ゴツメでめざ氷圏内になるまでCを振ってもいいでしょう。

・やどりぎ型

性格:ようき
努力値:HS
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ウイのみ/きれいなぬけがら
技構成:やどりぎのタネ/みがわり/かえんほうしゃ/どくどく
選択技:ヘビーボンバー/めざめるパワー氷/まもる

宿り木を採用することで自身の回復ができるため、堅実な遂行のみならず、場持ちも良くなります。
陽気にすることでA>Cとなるため、極振りした分素早さが最も実数値が高くなり、特性で素早さ上昇を見込めます。
素早さに振るメリットは、嵌めることができる相手の分母を増やすことです。必要最低限の相手に勝てればいいのであれば、少し特防に回して、ブースト後にハピナスなどの10万を身代わりが耐えるようにしてもいいのかもしれません。
C下降補正をかけてはいますが、ナットレイの攻撃は身代わりでシャットアウト可能なので火炎の確定数はあまり気にならない要素でしょう。








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