ドヒドイデ 育成論

   2018/02/25





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タイプ:どく/みず
特性:ひとでなし/じゅうなん
夢特性:さいせいりょく
種族値:50/63/152/53/142/35

◆概論

特徴

第7世代から登場した水毒複合の耐久系ポケモン。
同じく水毒のドククラゲと比較すると、ユニーク特性『ひとでなし』や固有技『トーチカ』による、毒を主体とするデザインされた戦術を有する他、『じこさいせい』や特性『さいせいりょく』などヒトデらしく回復性能に優れており、ドククラゲを繰り出す仮想敵に対して一層安定して繰り出すことができます。
対してドククラゲは物理耐久こそ低いものの、特殊耐久に優れ、主にフェアリータイプに対して役割遂行を得意としています。素のCSが高く、遂行速度もドヒドイデとは比べ物になりません。また、ステルスロックなどの設置技を一方的に除去できる『こうそくスピン』によって差別化が可能となっています。
ドククラゲではなく、ドヒドイデをパーティに採用するにあたって重視したい要素は、バシャーモに対してより安定して役割を持てる物理耐久の高さでしょう。
再生で粘りつつ、積み技や特性『かそく』に対して『くろいきり』によって対策をとることも容易いです。
また、耐性からフェアリーや水タイプにも繰り出しが効きます。自身が毒タイプのため、同じ水タイプから『どくどく』を受ける心配も不要です。
問題は、ACともに低く、役割遂行に時間がかかりがちとなってしまうことですが、ここは『どくびし』などを活用することで相手のポケモンを毒状態にし、誤魔化していくと良いでしょう。
『どくびし』は2回撒くことで、交代で出てきた【毒、鋼などの毒にならないポケモンや、浮遊、飛行といった非接地判定を受けるポケモン】以外の相手のポケモンを猛毒状態にすることができ、『ベノムショック』や『ひとでなし』とも好相性ですが、ゲンガーやフシギバナといった接地しているメジャーな毒タイプを繰り出された場合に消えてしまう点には留意しましょう。

対策

非常に低負担なポケモンなので、いざとなればこちらの決定力の起点として利用してしまうのが手っ取り早いです。
また、相手を毒にしないことには有効的なダメージソースを得られないため、弱点を突ける毒、鋼タイプに役割を持たせましょう。特に接地している毒タイプは、『どくびし』を回収するのにも一役買います。
『いやしのすず』や『アロマセラピー』を活用することでドヒドイデが費やしたターンのほとんどを一瞬でなかったことにしてしまうのも効果的です。



◆技考察

・攻撃技

ヘドロウェーブ:

瞬間的な火力が最も高い毒タイプの技です。フェアリーへの遂行に毒技が必須であり、草への牽制としても有効ですが、呼ぶ鋼に無力です。

ヘドロばくだん:

ウェーブに比べ威力が5低いですが、追加効果発生率が3割となっており、ウェーブよりも高い確率で毒状態にすることが可能です。ゲンガーの『たたりめ』との相性に優れます。

ベノムショック:

相手が毒状態であれば、威力が倍の130となり、最強の毒技と化します。特性『ひとでなし』であれば確実に急所に当てることができるためさらに1.5倍となります。

ねっとう:

火傷の追加効果でナットレイなどの鋼に対する牽制を担います。状態異常の取り合いとなるため毒との相性は一見悪いですが、仮想敵を鋼など毒の効かない相手に対して設定しているので、大した問題ではないでしょう。

れいとうビーム:

お互い無振りの状態でメガボーマンダに対して6割しか入りませんが、牽制技としては十分です。ないと隙を作ってしまうため有力候補です。なお、特化すれば『くろいヘドロ』込みで『すてみタックル』を5割以下に抑えることができます。

めざめるパワー炎:

ナットレイに対する牽制技となりますが、技スぺがキツいため熱湯で誤魔化すのが良いでしょう。

・補助技

トーチカ:

『まもる』の上位互換と言える技で、相手のポケモンが接触技を使ってきたらそのポケモンを毒状態にすることができます。

どくびし:

採用理由にもつながる技です。2回撒いておけば、相手のポケモンのほとんどを猛毒状態にできます。

どくどく:

自身が毒タイプなので必中となりますが、毒が効かないポケモンを呼ぶため、毒状態にするために有効な技とは言い難く、他の技を使って可能な限り一貫した行動を心がけたいところです。

じこさいせい:

ドククラゲに真似のできない差別化要素であり、ほぼ必須です。

たくわえる:

永遠にエアームドに流され続けてしまうため微妙です。

くろいきり:

能力変化を元に戻せるため、起点にされそうなターンに選択する技として効果的です。

◆型考察

・役割遂行型

性格:ずぶとい/おだやか
努力値:HB or HD
持ち物:くろいヘドロ/ゴツゴツメット
技構成:じこさいせい/どくびし/ねっとう/くろいきり
選択技:れいとうビーム/ヘドロウェーブ

毒びしの採用に関しては、構築に依りけりでしょう。
無効化されにくく、状態異常も狙えて呼ぶナットレイに効果的に作用する熱湯を撃ちながら、適宜黒霧や毒びしを絡めていきたいところです。黒霧はボーマンダに隙を作らない技として冷凍と選択になるかと思います。
毒びしを撒いて味方を補助したり、フェアリーや水を流すことが目的となるため、この構成がスタンダード足りえます。
BDともに高めなので、特性を『さいせいりょく』にしておけばとりあえずクッションにもなりますが、過信しすぎないようHP管理は徹底しましょう。
毒を主体としたベノムショック搭載型は、ドヒドイデとしてはそれなりの火力まで引き上げることが可能ですが、決定的な火力が出るわけではなく、その戦術自体にドヒドイデの採用理由を強く紐づけするだけの力はないでしょう。








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